夏の水やりについて

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こんばんは、平野園(嫁)です。

今日は水やりについてのお話です。

最近暑い日が続いていますが、お庭の植木に水をあげてますか?
ここ数年のうちに植えた木、特に今年の春や梅雨時期に植えた木は、根があまり伸びていないので、よく水を与える必要があります。

雨が降ったからと言って油断してはいけません!丸一日雨が降っていれば水が染み込むのですが、短時間の豪雨などでは地面の表面しか染み込まず、肝心の根に水が行き渡りません。
あまり雨はあてにしない方がいいでしょう(^_^;)

ただ水をかけるだけでは十分に染み込んでいない場合がありますので、オススメの方法は…
・植えて一年経ってない木は、周りに土手を作りその中に水を貯めるようにかける。(もんじゃ焼きの要領で)
・植えて数年経ち、水極めの土手が完全になくなっている木の場合は、一度水をかけたら他の場所の木に水をかけて、また戻って来て水をかける。これを何回か繰り返します。
量をあげるより、とにかく染み込ませる事を心がけましょう。

また、水をあげる時間帯は、朝がオススメです。
どうしても朝は時間がない!という方は、夕方以降でも良いでしょう。
ただし葉が変にたくさん落ちていたり、新枝の先や葉がしんなりしている場合は、昼間でも早急に水をあげてください!

色々と試してみながら、木の生長を見守っていきましょう(*^_^*)


ソテツのススメ・手入れなどφ(..)

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こんにちは、平野園(嫁)です。

先日に引き続き、ソテツのススメなお話です!

植木は生き物ですので、ある程度の生長の早い・遅いの差があります。
数ある植木のなかでもソテツは、生長がが遅い木の一つです。
1年に伸びる長さは葉っぱ1周分なので、大きなソテツでも、1年に2~3cmくらいかな?伸びてる実感がないくらい、遅いです。

虫もほとんどつきませんし、手入れも年1回、幹の真ん中から新芽が出てきたころに、去年の葉っぱを全部切るだけです。
ついでに、幹回りのトゲトゲも切っておくと、翌年の手入れが楽です。(トゲトゲ、結構痛いです。(*_*))

水やりも、根付けば必要ありません!(何かのついでにササッとかけてあげるのもヨシです。)

こんな感じで、ほとんど手入れが必要ないので、植木の手入れをする時間のない方にはとてもオススメな木なのです!

ソテツは、昔から和風庭園にも植えられるなど和風な感じにも出来ますし、南国な雰囲気を演出するなど洋風どちらのお庭にも合わせられます。「カリフォルニアっぽい!」と購入されたお客様もいらっしゃいました(^-^)

ソテツは年中葉がある常緑樹ですが、冬に霜にあたると葉が黄色くなってしまいます。
家のソテツはすぐ脇に家があるので、霜が降りなかったのでしょう、1年中緑です。
黄色くなるのがイヤな場合は、葉を1つに絞って、寒冷紗など通気性がある布などでくるんでおくとOKです。

色々な大きさ、形のソテツがありますので、ご検討されている方はお気に入りの一本を見つかると良いですね♪o(^o^)o


自分専用片手刈込鋏を手に入れました☆

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こんにちは、平野園(嫁)です。

先日、やっと自分専用の片手刈込鋏(葉刈鋏)を購入しました\(^o^)/
今までは、主人のや父のを借りていましたが(^_^;)

自分専用片手刈込鋏を手に入れました!

ちょうど数日前に、たまたまTVで剪定鋏を作っている職人さんや鋏の紹介をやってまして、はさみを閉じていったときに2枚の刃が常に1点で交わるのが、良い切れ味を生み出すのだそうです。

今回購入した鋏はどうかな!?と見てみると…

1点で交わってます!

写真の撮り方が下手でごめんなさい(^_^;)
ちょっと分かりづらいかもですが、1点で交わってます!\(◎o◎)/!
この鋏もきっと、職人さんが丹精込めて作ってくれたんでしょう(*^_^*)

もうちょっとしたらウバメガシの手入れも始まりますので、早く使うのが楽しみでもあり、ちょっともったいなくもあり(笑)

後々自分が研いだら、絶対1点で交わらんなくなるわ~(^_^;)


根巻きの布について。

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こんにちは、平野園(嫁)です。

さて今日は、よく売り場などでお客様からご質問いただく、「根巻きの布」について、ちょっとお話しようかなと思います(#^.^#)

「根本に巻いてある布は取った方がいいのか?」
という質問ですが、答えは
「取らない方が無難」です。
布は気候などにもよりますが、3ヵ月~半年ほどで土に還ります。

以下の写真は、ちょっとわかりづらいですが…麻布が劣化しはじめているものです。
徐々に土に還ってきます。
布が劣化しはじめた根巻き

逆に布を取った場合、根と一緒に根鉢の土が崩れて、木が傷んでしまう場合もあります。

ただ、全部が全部、取らなくても大丈夫!ということではありません。
布を取った方がいいとされる木もありますし、私たちの経験上、取った方がいいな、と思った木もあります。
平野園で取り扱っている植木では、以下の木がそうです。

ツツジ類
ハイノキ
ソヨゴ
アオハダ
カルミア
ブルーベリー
ナツハゼ
シャクナゲ
クロガネモチ(大型の物)
マキ(大型の物)

主に細い根が出るのが、布を取った方がいいとされる木です。
ですので、上記に挙げた以外でも、細い根が出るものは布を取った方がいいでしょう。
根が細いと、布の外まで伸びず、木の成長に悪影響を及ぼします。

根鉢の土と植える場所の土は違いますから、布を取った後は、根鉢の周りの土を1cmほど落として根を少し出してあげると根が張りやすいでしょう。
木の棒・小さい熊手・ホースのジェット水流などを使います。
上記の樹種以外にも、カチカチに固くなっている根鉢にも効果的です。
ほぐしすぎるのも根を傷める場合がありますので、注意してくださいね。

根鉢を縛っている麻ヒモは、布同様土に還りますが、ビニール製のヒモは残ってしまうので、
穴を掘って木を穴に入れて、
縛ってあるヒモを切って、
引き抜くように取ります!
木が重くて、ヒモを引っ張っても取れない場合は、無理に取らなくても木の成長には全く問題がありません。
この場合は、切れる部分だけヒモを切ってから、木を植えます。

写真は、ビニール製のヒモ(PPコード)で巻かれている根巻きです。
PPコードで巻かれた根巻き

よくあるご質問の方にも、こちらのブログ内容を簡潔にまとめてありますので、併せてご覧ください♪