ウバメガシの手入れ方法

Posted on

こんにちは、平野園(嫁)です。

今日は当園でもよく取り扱っています、ウバメガシの手入れについてお話します♪

ウバメガシは備長炭の原料にもなる木で、潮風にも強く丈夫なので、仕立てた物だけでなく生垣としてもよく利用されている木です。
当園では、毎年四国の生産者さんから、仕立てたウバメガシを大量に仕入れています。

枝が大き目に作られているウバメガシもありますが、当園で取り扱っているのは、枝を薄く作ったウバメガシです。
見比べれば一目瞭然ですが、とってもカッコいいです(*^_^*)
今回は、枝を薄く作っているタイプのウバメガシの手入れ方法のご紹介です♪

 

夏の手入れの時期は、梅雨明け~8月くらいが良いですが、葉の生長(枝のもっさり感)が気になる場合は、もう少し早い時期に剪定しても構いません。
剪定した後もまた、ぴゅーっと長い枝が伸びたりするので、その枝を間引きつつ、秋~冬の初め頃にもう一度形を整える程度に全体的に軽く剪定すると、きれいな形を維持できます。
ただし真冬に強く剪定してしまうと葉が傷みやすいので、真冬は軽く剪定します。逆に夏の刈込みでの遠慮は無用です!

 

ハサミは、他の植木の手入れなどでも使う刈込ハサミ、もしくは片手刈込ハサミを使います。
刈込ハサミ

薄く刈り込むには片手刈込ハサミの方が薄くできるのですが、手が疲れるので状況によって使い分けます。
太い所はムリをせず、剪定バサミで切り戻しを行いましょう。
片手刈込ハサミ

 

刈り込む時は枝の上面だけでなく、枝の下面や付け根もきれいにすると更に薄くなります。
私は枝の下面はハサミを使わずに、手でむしっちゃいます(^_-)

 

当園でお買い上げいただいたお客様には、手入れも行っております。
また自分で手入れをしたいお客様には、手入れ方法を植込み時にマンツーマンでご説明させていただきます(^O^)/

手入れのご依頼や質問などがございましたら、担当者の携帯電話またはお問い合わせフォームよりご連絡ください(*^_^*)


夏のお仕事。

Posted on

こんにちは、平野園(嫁)です。

最近は夏本番、という感じで毎日暑いですね(*_*)
少し外にいるだけで、かなり汗だくになります。。。
と言っても、当園のあるこの地域は海も近いし、仕事で行く場所も川沿い(利根川)が多いので、内陸部の方に仕事に行くと、水際の地域の涼しさの有難味を感じます(^_^;)

先日、植栽工事の打ち合わせで埼玉県羽生市の方に行って来ましたが、30分外にいただけで、ものすごい汗の量でした(*_*)
皆さんも、外で作業をされる際には、熱中症に注意して、十分に水を摂ってくださいね(^_^;)

さて最近の仕事として、お客様からのご依頼の合間に、圃場に植えてある植木の手入れを行っています。
マキ、ソヨゴ、常緑ヤマボウシ、フィリフェラオーレアなど、常緑樹を中心に行っています。
キャラやコニファー類は、あまり強く刈込みすぎると葉が焼けてしまうので、軽く形を整える程度に。

ウバメガシ(造形)も葉が伸びてきているので、そろそろ切りどきですね。
ウバメガシの剪定については、また後日詳しくお話したいと思います♪(^_-)

落葉樹は今の時期に太い枝を切ると、切り口から水がたくさん出てきてしまう木もありますので、基本的には手入れの時期は休眠期である冬場が良いです。
ですので、間延びした枝や枯れた枝などを軽く剪定、です。

木の手入れを行うことで、今の状態からさらに良くもなります。
もちろん、植えたばかりの木には水もお忘れなきよう(^O^)/
夏の水やりについては、こちらのブログ記事でご紹介しています♪


植木に水をあげていますか?

Posted on

こんばんは、平野園(嫁)です。

ただいま梅雨の真っただ中ですが…植木にお水をあげていますか?

植木を買った後、地面に植えればもう水をあげる必要がない。
雨が降っているから大丈夫!

…というのはNGです!!\(◎o◎)/
植えたばかりは、鉢の周り分しか根がありませんので、その部分が乾くと枯れてしまいます。
ここ数年のうちに植えた木、特に今年の春~梅雨時期に植えた木は、根が十分伸びていないので、よく水を与える必要があります。

葉が茂っていると、根本周りにはほとんど雨が落ちないので、ちょっとの雨ではあまりあてになりません。
ですので、丸一日雨が降っていれば大丈夫ですが、短時間の豪雨などでは地面の表面しか染み込まず、肝心の根に水が行き渡りません。

また、木を植えた後に、その上に地被植物(芝など、グランドカバー)を植えた場合も、植木の方まで水が染み込んでいかない場合がありますので、よく水を与えてください。
(水やりの観点上ホントは、植木を植えたばかりは、根鉢の周りはあまり植物を植えない方が安心です(^_^;))

ただ水をかけるだけでは十分に染み込んでいない場合がありますので、オススメの方法は…
・植えて一年経ってない木は、周りに土手を作りその中に水を貯めるようにかける。(もんじゃ焼きの要領で)
・植えて数年経ち、水極めの土手が完全になくなっている木の場合は、一度水をかけたら他の場所の木に水をかけて、また戻って来て水をかける。これを何回か繰り返します。
量をあげるより、とにかく染み込ませる事を心がけましょう。

また、水をあげる時間帯は、朝がオススメです。
どうしても朝は時間がない!という方は、夕方以降でも良いでしょう。
ただし葉が変にたくさん落ちていたり、新枝の先や葉がしんなりしている場合は、昼間でも早急に水をあげてください\(◎o◎)/!

植えて何年か経つ植木も、春~夏にかけて水をよく与えると、木の調子も良くなりますよ♪(*^_^*)


植木選びはお早目に!

Posted on

こんばんは、平野園(嫁)です。

まだまだ寒い日もありますが、最近暖かい日も増えてきたような気がしますね(*^_^*)
お問い合わせも、売り場に来られるお客様も増えてきました♪

実は、植木を買うのに今が穴場的な時期なのです!!
落葉樹は新芽が出る前の今が移植の最適期ですし、常緑樹も当園売り場の植木は『根回し』をしてあるので、今の時期に植えても問題ありません。(柑橘類やシマトネリコ等は除きます)
ウメなどの花の咲く木は、今植えておくと春にご自宅で花を楽しむ事ができます。

また4月・5月はお問い合わせが大変混み合い、お客様に迅速な対応ができない場合もございます。
今の時期でしたら業務に若干の余裕がございますので、今のうちに植栽をご検討されることをオススメします♪d(´▽`)b♪

平野園の各売り場にも順次商品を増やしていますので、そちらもよろしくお願いします♪

お問い合わせは、コチラからどうぞ(*^-^)


ソテツの葉が黄色くなる件

Posted on

こんにちは、平野園(嫁)です。

今回は、ソテツの葉についてのお話です。
ソテツは、生長が非常に遅い、水も与えなくてもいい、虫もほとんどつかない、だけども和風・洋風どちらのお庭にも合わせられる、なんだか理想的な植木です\(◎o◎)/

ですが、冬に霜にあたると写真のように葉が黄色くなってしまいます。
葉の一部が黄色くなることもありますし、葉全部が黄色くなることもあります(^_^;)

ソテツの葉(冬季)

「冬に霜にあたると葉が傷む」…どこかで聞いた話 その1 と その2 ですね~(‾~‾;)(笑)

それでも、柑橘類やシマトネリコのように、葉が落ちたり、枯れたりすることはありません。
黄色くなってしまっても、6月~7月頃に新しいキレイな葉が生えてきます。

『せっかく春なのに黄色い葉が気になる!』という方は、葉をヒモ等で束ねて霜よけを行いましょう。
平野園営業エリアでしたら、幹まで霜よけや防寒をする必要はありません。
ただし、筑波山の一部地域は防寒をしないと枯れてしまう事もあるみたいです(*_*)

「冬に霜があたると葉が傷む」シリーズはこれでお終いです、たぶん(笑)
木によって色々と管理の方法が違ったりと、迷うこともあるかもしれませんが、適切な管理をしてあげると木もそれに応えてくれますので、可愛がってあげてください(*^_^*)

※平野園営業エリアでの事例となります。